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ランキングでご紹介した全国対応の会社以外にも、独自に評価した地域密着の優良業者をご紹介しています。お近くのシロアリ駆除業者選びの参考にしてみてください。
2024/09月最終更新
シロアリは、ある日突然に発生するものではなく、時間をかけて徐々にお住まいの被害を拡大させていく特徴があります。
また、自分の目で見つけたときには、既に被害が進行していることも多くあります。
そこでこのページでは、過去にシロアリ駆除を業者に依頼したことのある一戸建ての59人の方にアンケートを実施。
実際にシロアリが発生した家の場所や状況を具体的にお聞きし、多い場所ベスト5をランキング形式でご紹介いたします。
あわせて、実際にシロアリが見つかった場合、どのように対応すればよいのかお住まいの方ご自身でできることもご紹介します!
シロアリの被害が心配な方はぜひご覧ください。
シロアリは木材を餌として成長する生き物で、木造住宅の一戸建てに比較的発生しやすい生き物です。
普通のアリと同じように木材の中に巣を作り、働きアリの他に、卵を産む女王アリや、活動範囲を広げる羽アリといったいくつかの種類がいます。
ただ、シロアリは非常に臆病な性質があるため、自分から人間の前ににぞろぞろと出てくることはほとんどありません。
そのため、シロアリの被害に気づくときは、シロアリから派生した羽アリが、活動を広げるために大量発生したり、腐ったり、柔らかくなった木材をよくチェックしてはじめて見つかるケースが多くあります。
また、シロアリは家のどこにでもいるわけではなく、次のような条件が揃った環境で繁殖しやすい性質があります。
特にシロアリは気温にとても敏感な生き物です。
基本的に気温の低い冬の間や、極端に暑い真夏ではあまり活動を行わず、湿度が高めで、気温が25℃~30℃程度の春先~初夏が一番活発に動きやすいといわれています。
シロアリは多数の種類がありますが、日本では、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類がお住まいに被害を与えるシロアリとして代表的な存在となっています。
このうち、ヤマトシロアリは北海道のごく一部の地域を除いて、日本全国に生息しています。
さらにイエシロアリは、特に九州・四国地方や、本州の西日本地域一帯において発生しやすい種類です。
そのため、平均気温が高く、さらに2種類のシロアリの生息が多い九州から西日本にかけてがシロアリが多く出やすい地域といえるでしょう。
実際に、シロアリ110番が提供している2023年度版シロアリ発生指数によると、九州~四国にかけてシロアリが実際に発生している地域が多く、さらに東日本でも関東から福島県、新潟県あたりまで、幅広く発生していることがわかります。
近年は地球温暖化の影響もあり、平均気温が上がっていることから、今までシロアリが出にくいといわれていた東北~北海道でもシロアリ被害にあうケースが増えており、今やどこにでもいるといっても過言ではありません。
以上のことを踏まえて、シロアリが出やすい家の場所を実際に多かった順にご紹介します。
最も多かったのはお部屋の床下です。
床下は、家の中で最も湿気が多い場所です。
水分を多く含んだ空気は上に上がりやすい性質がありますが、結露を起こすくらい湿気を含んだ空気は逆に下がっていく性質があります。
お住まい自体に湿気が多く、頻繁に結露も発生しやすい環境だと、特に湿気を含んだ空気が下り、最終的に床下にたまって湿気が多い環境になります。
さらに床下部分はお部屋に比べ気温の上がり下がりが緩やかで、冬の時期でも温かく、真夏も気温が上がりにくいのでシロアリが住みやすく、巣も作りやすい絶好の環境にあるのも特徴です。
通気口が多かったり、十分に機能している場合だと、空気が還流するため湿気も溜まりにくいですが、通気口がない、もしくは不十分だと、湿気を含んだ空気が溜まりやすくなります。
実際に発生した方の意見では、お部屋の中でも特に木材を多く使う和室に発生しやすく、床がペコペコする、断熱材が下がってくるといった症状ではじめて気づかれる場合が多くなっています。
次に多く発見されたのがバスルーム・浴室、そして脱衣所です。
もともと湿気が多い場所ですが、表面がタイル貼りになっている事が多いので、一見シロアリとは無縁に考えてしまいます。
しかし、シロアリはその裏側や、窓枠、柱の木材部分を狙って侵入している場合があります。
浴室は水回りの部分にあたり、基本防水処理が施されているため、新築の時点では心配する必要はありません。
ところが経年劣化により、タイルの目地部分や、コーキング(すき間を埋める充填剤)が剥がれてすき間ができたり雨漏りしやすくなる場合があります。
すると、床下からシロアリが入りやすく、さらにお風呂場の水分や湿気も入り込む余地ができてしまいます。
水分や湿気が常に多いと、木材も柔らかくなりやすくなり、シロアリが好む環境ができあがってしまいます。
活動が活発化する春先~夏にかけては、浴室、脱衣所の隙間部分や排水口から羽アリが出てくることも多いようです。
3位で多かったのがお住まいの柱部分で発見されたケースです。
シロアリは、まず住みやすい床下の木材部分に巣を作りますが、ある程度増殖すると、さらにエサとなる木材を求めたり、より良い場所を求めて床下から屋内に移動する性質があります。
もっとも移動しやすいのが柱の部分になり、お住まいが2階建てなどであれば、この柱を通じて2階部分にまで被害を及ぼすことがあります。
床下からは蟻道(じどう)と呼ばれるシロアリの通り道ができていることが多く、シロアリを発見するための手がかりとなります。
柱でシロアリを見かけた場合、かなり繁殖している場合があり、しかも柱の外側ではなく、内側から木材を食べてしまうため、見つけたときにはすでに中が空洞になっている場合もあります。
そのため、柱の強度が低下し、最悪お住まいの耐震性に影響が出る場合があります。
柱でシロアリを見かけた場合は一刻も早くシロアリ駆除業者に連絡することをおすすめします。
玄関の構造によってはシロアリの被害に遭いやすい傾向があります。
玄関は、外気や、雨のときに水分を吸収しやすく、もともと湿気の多い場所です。
玄関部分にタイルを使っていると、浴室と同じように床下からタイルの目地の部分を通り、 ドアの枠や框(かまち、家に上がる部分)など木材を使っているところにシロアリが侵入しやすくなります。
そのまま放置していると、やはり木材部分が腐って柔らかくなってくるので心配な方は木材の裏側部分などチェックしてみると発見できる場合があります。
水回りであるキッチンも、湿気が多い浴室と同様シロアリが出やすい場所です。
こちらも基本防水処理が行われていますが、経年劣化で木材の傷みやすき間が出た場合、床下からシロアリが入り込む場合があります。
また、排水管などのパイプに蟻道(じどう)と呼ばれるシロアリの通り道を作って出現することがあります。
これら以外でも少数ですが、お住まいのこんな部分でもシロアリが発生したご意見もありました。
外壁や階段、2階の床の場合は、もともと床下にいたシロアリが、さらなるエサを求めて柱を伝って地上に登り、木材部分に被害を及ぼしていることが多いので、それなりに増殖していることが考えられます。
特に2階の部分にまでシロアリがいるとなれば、1階部分がかなり木材部分に被害を受けている可能性が高く、不具合の原因は別のところにあるかもしれません。
本当にシロアリによる被害なのか特定するためにもすぐにシロアリ駆除業者に連絡し、無料調査を行ってみることをおすすめします。
ホームセンターやスーパーなどではスプレータイプのシロアリ殺虫剤が売られていることもあり、もし自分でシロアリを見つけた場合、その部分を駆除することは可能です。
しかし、その時に見つけたシロアリは、全体の一部であることが多く、巣が残っていたり、木材の奥底に潜んでいたり、わずかでも生き残っていると、時間を経て再び繁殖を始めます。
すなわち、シロアリを完全に根絶するには、発生しそうな場所すべてに殺虫剤を散布する必要性があります。
散布が必要な場所のほとんどは、普通の方では入りにくい床下に位置しており、明かりもなく、暗く狭いところで見つけることはとても困難です。
さらに市販の殺虫剤は効果が長持ちせず、たとえ駆除したとしても、1~2年後には再び発生するリスクは残ったままとなります。
現在シロアリが発生している場合、まず被害にあっている場所やシロアリの巣がある場所を特定し駆除します。
その後、お住まい1階の床下全体や水回り、玄関などシロアリが発生しやすそうな場所のすべてにシロアリの発生を予防する専用の薬剤を全体に散布します。(バリア工法の場合)
シロアリ発生を予防する薬剤の有効期限は5年間あるため、一度散布すれば施工ミスや不可抗力がない限り5年間に渡ってシロアリが発生することはほとんどありません。
そのため、自分で退治するよりも、より確実で長い安心を得ることができます。
もし、シロアリや羽アリを見つけても、すぐに人体に害を及ぼすことはなく、また急激に増えることもないため、数日~数週間程度は放置しても大丈夫です。
それどころか、臆病な性格のため、焦って殺虫剤をあちこちにばら撒いてしまうと、シロアリが逃げてしまい、今度は生息している場所の特定が困難になる場合があります。
目に見えたシロアリや羽アリを掃除機などで吸い取る程度にとどめ、あとはシロアリ駆除業者を手配し、現地調査や見積もりを依頼してみましょう。
ほとんどの業者は調査から見積もりまで無料で行ってくれます。
シロアリが出やすい家の場所は、基本的に湿気がたまりやすく餌となる木材がある床下を中心にお風呂や柱、玄関など多くあります。
放っておくとゆっくりと被害が広がってしまい、また自分で退治しようとしても完全に駆除することは困難なので、専門の駆除業者に依頼することが無難です。
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